マンガの話

「さよなら私のクラマー」9巻 ワラビーズvs興蓮館戦開幕っ!!特上の天才、藤江梅芽がワラビーズを混沌へ陥れるっ!!

どもども三毛猫です。

 

本日はこちら

またもや激アツな試合が幕を開ける9巻っ!!

表紙は藤江姉妹。

この姉妹のエピソードは涙無くして語れん。

 

8巻はこちら

 

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目次・9巻内容

【目次】

32.謁見と再会

33.日本一のチーム

34.姉妹の夢

35.女王の野心

 

【9巻内容】

とうとうワラビーズvs興蓮館戦開始。

なんと興蓮館の監督はあの高萩数央

 

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さらには恩田たちと因縁のある九谷怜も所属。

 

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インターハイ後ということもあり

主力は温存のはずがあれこれあり結局1、2年の

ベストメンバーで挑む興蓮館。

 

そこにはインターハイ得点王来栖未加も。

ほぼベストメンバーのインハイ女王、興蓮館に挑む

ことになった恩田たちワラビーズ。

 

試合開始早々、ワラビーズは女王の力を思い知ることに。 

 

アラバロール

興蓮館のスタイルは

高水準のカウンターサッカー

ポゼッションサッカーハイブリッド型

 

永泉船橋と久乃木学園のスタイルを使い分ける。

さらには

アラバロールまで導入。

 

先日フリーでレアル・マドリードに移籍した

ダビド・アラバが名前の由来。

市場価値74億ですって、もし移籍金の発生するなら。

レバンドフスキがバイエルン行ったときを超えて史上最高額。

と、話がそれた。

 

この役割を担うは

1年生右サイドバック藤江梅芽(うめ)

この小さな少女がとんでもない天才だった。

 

偽サイドバックとして中盤でゲームメイク、

三角形を作りまくりワラビーズをカオスに。

 

そして先制点を上げる大車輪の活躍。

まさかファルソ・ラテラルまででてくる。

作者のサッカー愛が止まらないね。

 

欧州サッカー・戦術好きも読んで楽しめる

サッカーマンガそれがこのマンガ。

「高校の女子サッカーでアラバロール(笑)」

とは思ったけど。

 

アラバも今となっては

ユーティリティプレイヤーの枠超えて

もはやぶっ飛んだ変態的な選手だけど(笑)

グラウディオラと出会って無かったら

どんなキャリアを送っていたのだろうか?

 

バイエルンでペップとの出会いが無ければ

ここまでの選手になっていなかったかも。

 

才能がある選手はたくさんいるけど、

その中でも突き抜ける人って本人の努力は

もちろん、指導者との出会いで変わるんだろう。

 

そう考えるとペップってすごいよな。

 

そしてこのアラバロールを担う藤江梅芽と

その姉、藤江宇海(うみ)の話もいいのよっ!!

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出典:「さよなら私のクラマー」9巻より

 

姉の想い、妹の想い

9巻はなんと言っても藤江姉妹でしょ。

この姉妹の話は深いし、色々思うものがある。

 

興蓮館サッカーのアイコンとなった姉、宇海。

この選手もまた天才と呼ばれる。

だが妹、梅芽は宇海から見ても明らかに異質、

天才の中のさらに一握りの天才だった。

 

そんな中、宇海は交通事故で大怪我を負い、

試合に出れなくなってしまう。

ここから描かれる姉妹それぞれの心の内が

繊細で、なんともジーンとする話。

 

姉、宇海は自分を遥かに凌ぐ才能を持つ妹を

誇ると同時に畏怖の感情、そして嫉妬心も・・

 

気を抜けばあっという間に置いていかれる才能の違い。

そのプレッシャーに常にさらされていた宇海は

事故にあい怪我をしたとき、ショックと同時に安堵感も。

それは

「ようやくこの重圧から逃れられる」

という安堵感。

 

一方妹、梅芽は自分の才能に気づいていなかった。

文武両道の姉と比べられ、あらゆる面で

姉には一生敵わないと決め込んでいた。

 

宇海が事故にあった際、

ショックを受けると同時にこちらも安堵感を感じていた。

「これで姉と比べられることなくなる」

と心のどこかで思った自分に罪悪感を感じていた。

大好きな姉の道が絶たれたというのに。

 

ここから梅芽が新たな宇海の夢を背負い闘う過程が

もうね、いいっ!!

 

お互い大好きな姉妹なのに、

サッカーが絡むことでまた違った面が出てくる。

 

妹の才能への嫉妬や、事故にあったことでどこか

ホッとしていると白状する宇海。

 

おそらく幼い頃から優秀な姉と比較され自分に自信がなく、

宇海が事故にあったことで内心どこかホッとした

自分がいたことを白状した梅芽。

 

どっちの感情もわかるわー

特に三毛は兄と比較され続けたので梅芽の気持ちが。

「お兄ちゃんはすごかったのにねー」

とかもう何万回聞いて育った。

 

これ絶対自分の子供に言わない方がいいですよ。

呪いの言葉ですから。

 

お互いの心のモヤモヤが晴れ1つの目標を共有した

藤江姉妹のこの話はもう涙、涙よね。

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出典:「さよなら私のクラマー」9巻より

 この前のシーンの

「私にフットボーラーであることをあきらめさせて」

出典:「さよなら私のクラマー」9巻より

の流れから読んでてホント胸アツだった。

この藤江姉妹の話好きだわー

 

ここは毎回、結末を知っててもウルっとくる。

やーね、もう歳かしら。

 

あとがき

藤江姉妹の話は読んでると泣いちゃうわ。

いい姉妹だよなー

 

そして梅芽の先制点からインターハイ得点王

来栖に1点決められ、ワラビーズ早くも2点ビハインド。

 

さらに梅芽がワラビーズをカオスへ。

そんな中、反撃の狼煙をあげるはやはりあの人。

10巻はクマもカッコいいんだわ。

 

ホントこのマンガは14巻のうち

どれ読んでも胸が暑くなる展開しかない。

さてと明日からも負けじと頑張りますかね。

 

と今日はこんな感じ。

ではまたー

ABOUT ME
三毛猫
三毛猫
会社員/ブロガー
都内在住の30代、オスです。

2023/8月にブログをはてな(有料)→WordPressに引越したよ。

初WordPressで悪戦苦闘中・・・・・・

少しずつデザイン整えていきますー
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