マンガの話

「さよなら私のクラマー」13巻 能見と田勢が最後のピース。クマがとうとう本気になるっ!!

どもども三毛猫です。

 

本日はこちら

Oh、クマっ!!

 

目次・13巻内容

【目次】

48. バトンタッチ

49. オーガナイズ

50. チームワラビーズ

51. 焦燥

 

【13巻内容】

興蓮館戦の敗戦後、

能見はクマに怒りを覚えていた。

 

IH女王相手にまさかの肉薄、

日頃からクマが指導をしていたら違う結果に

なったかもしれないことに納得できない能見。

 

さらには翌日、田勢と話をする機会が。

 

今までのワラビーズの戦いぶりを見て

火がつき始めていたクマ。

興蓮館戦の敗戦によりとうとうクマが本気に。

 

そんなクマがワラビーズにもたらす新戦術は・・

 

クマにとうとう火がつく

敗戦後のクマと能見の会話のシーン。

そして疲労を原因にPK蹴るのを躊躇、後悔と責任を

感じている田勢との会話のシーン。

 

ただただイイっ!!

 

時系列的には

能見との会話→田勢との会話

だけど

展開的に

能見のクマへの謝罪からの

田勢との会話→能見との会話→田勢との会話

 

間に能見との会話を挟むことでグッとくる。

 

自分にクマのように指導する才能があれば。

その突出した能力を持ちながらも関わろうとしない

クマに対し、嫉妬も似た感情。

 

もっとワラビーズを本気で指導してほしいが

どうしてもいいか分からない。

そんな中、思わずでた感情的な言葉。

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出典「さよなら私のクラマー」13巻より

まあ才能ってのは選べないからね。

同じ感情を持ったことがある人は多いのでは?

 

「もっと背が高ければ」

「足が速ければ」

「才能があるのになんで努力しないのか」

 

などなど・・まあ、あるよね。

 

このクマのスタンスを変える最後のピースと

なった能見の本音と田勢との会話。

 

この能見から田勢たち若い世代へバトンの話の

一連の描写もアツいっ!!

 

このクマが本気になる話すげー好き。

 

やはりクマの言葉威力は絶大

クマがワラビーズに持ち込んだ新戦術は

ゲーゲン・プレッシング!!

クロップ!

ドルトムント!!

リバプーーールっ!!!

まあなんともワラビーズっぽい。

 

新戦術をひっさげ選手権予選へ。

だがまさかの敗戦。

意気消沈するワラビーズだったが

クマは最良の結果だと言い張る。

 

たった1週間で形になり、

負けてもまだ大丈夫な段階で

実戦で有効性と怖さを体感できた。

 

だがそれをワラビーズたちに伝えはしない。

能見は彼女たちは「プロ」ではなくまだ「高校生」

クマの「言葉」が大事なのだと諭す。

 

そんな中、CB宮坂が少し前から様子がおかしい

ことに気づいていたクマ。

 

このクマの宮坂に言葉をかける展開がアツい。

 

能見とのやりとりの後、

宮坂の焦りの原因となっている話を聞き

クマが過去の回想を。

 

また言葉足らずで同じことを繰り返しそうに

なっていた自分に気づく。

これは能見の言葉がでかい。

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出典「さよなら私のクラマー」13巻より

能見とクマの関係性もいい。

すごい補完関係だと思う。

 

宮坂の話もあるある。

部活でも仕事でも同じ組織に所属はしていても

熱意だったり、スタンスは一緒ではない。

そんな誰しも感じる葛藤、感情を描いたこの話。

 

クマの「個性」の話いいわ。

監督としてだけじゃなく、担任の先生が

クマだっためちゃめちゃと思った。

 

あとがき

他にも

新戦術導入に伴い合宿を始める際の一連の話、

ゲーゲン・プレッシングの説明のときの話など

クマの言葉の力が満載の13巻。

 

クマ推しの三毛としてはもう最高。

13巻は

クマの、クマによる、クマのための巻。

えぇ、異論は認めません(笑)

 

あんな言葉かけられたらそりゃブルってなるわ。

表紙に違わぬ内容の13巻。

クマ推しはぜひっ!!

 

と今日はこんな感じ。

ではまたー

ABOUT ME
三毛猫
三毛猫
会社員/ブロガー
都内在住の30代、オスです。

2023/8月にブログをはてな(有料)→WordPressに引越したよ。

初WordPressで悪戦苦闘中・・・・・・

少しずつデザイン整えていきますー
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