「ガンニバル」12巻 マンガレビュー 物語はとうとう佳境へ 大悟とましろは生きて帰れるのか!?
白銀に銃口を向ける大悟、
「撃たないで」と白銀を庇うましろ、
そして恵介の銃口が向かう先は・・・
物語もとうとう佳境へっ!!
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「ガンニバル」12巻
相変わらずのスピード感と怒涛の展開。
気づくと読み終わってる。
巻が進むごとに心臓がドキドキがやばい。
絶体絶命の大悟とましろ、恵介の決断は
土壇場で後藤家の呪縛に苦しむ恵介。
ましろと大悟は絶体絶命のピンチ。
その頃、大量の武装警察官が供花村に。
だが祭りは始まってしまう。
白銀がましろにかじり付く瞬間、ましろの
「泣かないで」
ここから状況が一変する。
様々な想いが交錯する12巻。
ましろから白銀へ「泣かないで」
食べられる寸前で出た
「泣かないで」
12巻ではましろがキーとなる。
このシーンより前では
「お母さん、お父さん」の言葉で恵介は正気へ。
もはや人肉を求める猛獣と化した白銀を「人」に戻したましろの言葉。
死ぬ寸前に女の子がこれ言える?
やはり大悟の娘だと納得。
ここまでの流れからのこの言葉、展開。
いやー予想を超えてくる。
父としての最期
恵介の放った銃弾が白銀の頭を打ち抜く。
もちろん周囲は恵介の暴挙を許すことはできず、銃口を向ける。
だが撃たれた白銀が恵介を庇い
「殺サナイデ・・・・・・」
これが彼の最後の言葉となる。
ましろの言葉で「人」に戻り、最後には「父」として命を終えた。
今まで恐怖しか感じられなかった白銀。
だけど読み進めてくと悲しくなってくる。
そしてこの最期。
生まれてから選択肢がなかった白銀。
切なすぎる最期だった。
そして恵介の言葉で場の雰囲気が沈静化しつつ。
激しい「動」→「静」の展開。
だがこれを打ち壊すヤツがここに一人。
岩男の狂気
この人ですよ。
もう白銀より怖いかもしれん。
計り知れない狂気性。
死んだと思ったのに普通に生きてるし(笑)
この狂気も源はずっと「血」だと思っていた。
だけど違う。
岩男の恵介への想いは「愛」
しかもたぶん恋愛感情の方。
だからこそ大悟への圧倒的殺意。
直接的表現はないが「嫉妬」そのもの。
収まりかけた場が岩男により狂乱の渦に。
激しい「動」→「静」からの再びの「動」
このマンガの魅力よね。
今巻もスピード感&激しい展開満載。
読んだあとめっちゃドキドキする。
これディズニープラスで実写化するけど大丈夫?
内容激しすぎでは(笑)
次回、最終巻
1巻から怒涛の展開で気づけば12巻。
とうとう次回13巻で最・終・巻。
絶望的な状況の中、大悟、ましろ、恵介は誰一人欠けることなく愛する人の元に帰れるのか。
乞うご期待。
気になる方は書店へorポチッとな。
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