三毛猫、『スリープ・レボリューション 最高の結果を残すための「睡眠革命」』を読む
今日はこの本ー
著者のアリアナ・ハフィントンさんの紹介
まずは著者であるアリアナ・ハフィントンさん紹介から。
世界で展開しているインターネットメディア、ハフィントンポストの創設者です。
(現在は退任していますが)
ハフィントンポストは世界中で展開されており、日本版も2013年から開始されました。
こんな動画もありますよー
How to succeed? Get more sleep | Arianna Huffington
睡眠の大切さを自身の経験も踏まえて語っています。
近年では、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーブス誌の「世界で最もパワフルな女性100人」にも選ばれています。
つまり、バリバリ働いて、仕事のできるキャリアウーマンですね。
そんな彼女の書いた本がこの本です。
そんなスーパーキャリアウーマンの彼女が睡眠の大切さに目覚めるまで
バリバリ働いている人ですがやはり睡眠不足でない時はなかったそうです。
お子さんも2人いるので育児と仕事にフル回転で日々を過ごしていたある日、限界を迎え倒れ、意識が戻ったら血の海の中にいたんです。
この時彼女は机に顔を打ち付け、頬骨を骨折していました。
しょーじき言って、ここまでの疲労と睡眠不足レベルって想像できないですよね。
電源コードを引っこ抜いて、無理やり電源オフにするみたいに、身体がそうしないともう無理!!って判断したってことじゃないですか。
けど読んでいくとわかるんですけど、この状態になって睡眠の大切さを身をもって知る人がいっぱいいるんです。こわっ・・
つまり、彼女も最初から睡眠も重視できていたわけではなく、この本に書いてある言葉で言う
「ウェイクアップ・コール(目覚ましの音)」
を受けて、真剣に睡眠を見直さなければと改心したんです。
この本の特徴
それは主に3つですね。
- 世界的に有名な企業の役員であったり、スポーツ選手、芸能人の、睡眠について考え直すきっかけとなった出来事や、自分は睡眠をこれぐらい大切に思っていると言う発言などがめちゃめちゃ載っているという点。
- 睡眠不足が起こしたであろう事故や色々な人の「ウェイクアップ・コール」となった悲惨な経験も載っている点。
- 1200件もの原書注がある点
これは科学的データで裏付けされたものでなければ信用されないという恐れがあったからかなと思っているんですけど、ほんとすごい量ですよ。
Kindleで読んでたんですけど、全然進まなくてどんだけこの本あるんだ・・って思ってたら後ろの方の原書注の多さにびっくり(笑)
他にも睡眠不足がもたらす心身への影響もしっかり載っています。
(ブルーライトの影響、仮眠のメリット、寝室の温度etc)
睡眠について小さい時から教えよう!
三毛猫は子供はいないし、ましてや結婚もしてないですけど、この本読んでこれものすごく大事だなと思いました。
睡眠は大事だと薄々分かっている。
だけど、いざ行動に移そうとすると難しいんですよね。
「寝る前はテレビ見ない、スマホいじらない、パソコンで作業しない、何かやろうとしたときに睡眠時間を削ればいいやと考えない。」
って言われても今まで習慣にしてきたことを変えるって一朝一夕でどうにかなるものじゃないです。
だから小さい時から家庭で睡眠について教えるのが子供にとって1番の教育になるのかって思ったんですよね。
良い睡眠の取り方を物心ついたときから身につけていれば、それが習慣となるし、長い目で見ると様々なコストが1番かからないんじゃないかと。
こう思うのは自分が睡眠を削ることに関して全く抵抗のない家庭環境で育ったからなんです。
だから成長してからこれまでの睡眠習慣を変えるのに苦労しているし、もっと睡眠とっていたらあの時こうだったかなーとか後悔もしてます。
反対によくあの睡眠の状態で過ごしてたなとも思いますけど(笑)
そんな三毛猫も最近になってだんだんと少しは良い睡眠習慣を手に入れつつあります。
前までま寝る前までネット使ったり、スマホいじったり、テレビ見ていたりしたんですけど今ほぼしないですね。
体質なのかわからないんですけど、ものすごく光に敏感みたいなんです。
だからテレビ見ちゃうと全然眠気がこないし、夜に白色の光で部屋を明るくしててもダメなんです。
だから夜なるべくコンビニとかスーパーにも行かないようにしてます。
(行くと美味しそうなものの誘惑があるし。甘いもの大好きなんです・・)
これに気をつけただけでも全然睡眠に違いが出てくるから面白い。
あとは、夜、暖色系の間接照明にするのオススメかも。
夜になると間接照明の光だけで過ごすんですけど、だんだん眠くなってくるからこれまた不思議(笑)
やっぱり本来備わっている人間のリズム的に、陽が落ちて夜になったら眠くなるのが当たり前なんでしょうね。
けど今でももっと良い睡眠習慣を作ろうと試行錯誤してますよ。
だから睡眠に関する本もこうして読み漁っているわけです。
まとめ
「睡眠ってもっと大事にしなきゃいけないものなんじゃ?」って思っている人が、
「睡眠大事!1番大事だよ!!」ってなれる本かなって思います。
だって睡眠をないがしろにしてきて「ウェイクアップ・コール」を受け取った人の体験談がたくさん載っているから。
三毛猫もさらに睡眠を大事にしようって思いました。
最後に本からこの文章を
事実、私はよくこんな質問を受ける。
「アリアナ、あなたがそれだけ眠れるようになったのは素晴らしいわ。でももっと早くからそうしていたら同じキャリアを歩めたと思う?」
私の答えは「無条件にイエス」以上だ。
私は、今までに成してきたのと同じだけのことができたはずだ。
それも、もっと楽しく、もっと生き生きと、そして健康も人間関係もこれほど損なうことなく。
そう確信している。
仕事で成功してきた彼女が言うと説得力がありますよね。
こんなすごい人がこう言ってくれるとやってみようかなと思えますもん。
少しずつでいいから皆さんも自分の睡眠に革命起こしませんか?
今日はこの辺で
ではまたー