アニメ 3月のライオン 第32話 努力するということ
今週も良かったですな。
アニメ 3月のライオン
今週は
Chapter.64 銀の羽根
Chapter.65 川景色 でした。
Chapter.64 銀の羽根 あらすじ
山崎順慶の視点からのお話となっています。
前回のお話では、自分の読みの甘さを他人に押し付けて勝利をしていたことに対し、零君は怒りを覚えてましたが、山崎も最初からそうだった訳ではなかったのです。
先の局面を深く読むことをここではまっ暗な水底に潜ることに例えています。
昔は潜れば潜るほどその「答え」が手に入り、潜る恐怖よりも答えが手に入る喜びの方が勝っていたのですが、プロになり6年が経ち、行き詰まってしまった今、潜っても「答え」が手に入らなくなっていたのです。
「答え」が手に入らなくなってから、山崎はリミッターの効いた努力しかできなくなります。
しかし、零君と二階堂は「答え」が手に入ることが少なくなっても、当たり前のように、何度でも潜ることをやめません。
自分は恐怖が勝り潜れなくなってしまっているにも関わらず、平然と「答え」を手に入れるために、何度でも潜る零君と二階堂に対し差を感じていたのです。
そして新人戦準決勝、対二階堂戦で自分が千日手に持ち込んだとき、二階堂は体調が悪く限界だったにも関わらず山崎の方を見て笑いました。
その二階堂の笑った顔を見て山崎は心の底から思うのです。
リミッターの効いた努力ではなく、「答え」が手に入ることが少なくなっても、何度でも潜ることをやめない零君や二階堂のように潜ることをやめない自分になりたいと。
Chapter.64 銀の羽根 感想
「信じれば夢は叶う」
正しくは
「信じて努力を続ければ夢は叶う」
もっと正確に言えば
「信じて他のどのライバルよりも1時間長く毎日努力を続ければある程度迄の夢は、かなりの確率で叶う」
これすごい的を得た言葉だなって思って。
羽海野先生、これどうやって考えたんだろ?
ずっと思って来た事なのか、それとも誰かから聞いた言葉なのか。
学生の頃とかよく言われませんでした?
「努力は裏切らない」とか「努力は必ず報われる」とか
三毛ネコそういうきれいごと言う人好きじゃないんですよ。
もう平気でそういう事いう人には
壁を作ります
心を閉ざします
近寄りません
本音は話しません
もう拒絶反応(笑)
多分、価値観合わないだろうなと思って、近寄る前に近づかないようにするんですよね。
その方が自分にとっても、相手にとっても平和だろうなと思って。
小学生くらいのときからこのスタンスだった気がする。
どんだけ冷めてんだよって我ながら思う(笑)
この言葉だとただ努力すれば絶対に叶うとか報われるって事じゃないですか?
それに違和感があったんですよね。
報われない努力は当然あるし、闇雲に努力したって結果はついてこないでしょ?って。
努力することを否定するんじゃなくて、
「報われるかわからないけど、努力することが大事なんじゃないの?」って思いだったんです。
それを「必ず叶う」とか「絶対に裏切らない」とかまるで100%の見返りがあるみたいに他人に言うのってどうなの?って思って。
努力して叶わなかったときになんて言葉をかけるつもりなんだろ。
ひねくれてますか?
まあひねくれてますよね。
大丈夫、自覚はあります(笑)
山崎もかけた努力に対して、結果が思うようについてこなくなったからリミッターのついた努力しかできなくなったんでしょうね。
こういう人きっと多いと思う。
やっぱり、人って目に見える結果がすぐ欲しいと思ってしまう生き物だと思うから。
けど零君と二階堂は違う。
たとえ努力してすぐに結果がついてこなくても、さらに努力をして結果を手に入れようとする。
これが先に進める人と立ち止まってしまう人との差かもしれない。
この話見てて、自分も努力することを恐れない人でいないといけないなと思った。
けど山崎は二階堂と戦えたことで前に進めるでしょうね。
もう1度、零君や二階堂のようになりたいって思えたってことはまだやり直せるはず。
もし準決勝で二階堂と戦えてなかったら、将棋やめてたのかな?とか考えちゃった。
なんか今後の展開で、努力することに恐れがなくなった山崎がまた二階堂、零君と対局する話とかあるのかなー
妄想が膨らむ(笑)
山崎順慶の視点からのお話を作るなんて、羽海野先生は登場人物に対して愛がありますよね。
ただ単に新人戦決勝の相手で終わらせるだけじゃなくて。
しかも心に響いて、感動するっていう。
あなた天才ですか
いや、天才ですよ。
先の話になるんですけど、滑川さんの話もなんかすごいなって思って。
ホラー要素の強い個性的なキャラの滑川さんの、人間的な部分をこんな風に描くんだと。
まさか滑川さん目線のお話があると思ってなかったから(笑)
努力について考えさせられるお話でした。
Chapter.65 川景色 あらすじ
零君は新人王を獲り、ひなちゃんも修学旅行を終え、約束どおりみんなで甘味屋さんに行きます。
あかりさんとひなちゃんがお腹がはち切れんばかりに食べた帰り、ひなちゃんが零君と笑いながら歩いている姿をみてあかりさんとおじいちゃんはホッとします。
修学旅行が終わり、帰宅したひなちゃんは家に着くと零君が京都まできてくれたことをみんなに嬉しそうに話していました。
なんの約束もしてなかったのに、鴨川に一人ぼっちでたたずんでいる所に来てくれて、
食べれそうなものと胃薬を持って来てくれたことを。
ひなちゃんは知らない街で1人孤独に潰されそうになっていたとき、
零君がそばにいてくれたおかげで、知らない場所が知っている場所のように感じられ、
孤独を忘れることができたのです。
あかりさんとおじいちゃんはひなちゃんが零君と笑っている所をみて、ひなちゃんを笑顔にしてくれた零君に感謝するのでした。
Chapter.65 川景色 感想
よく食べる女の人っていいですよねー
三毛ネコはおいしそうにご飯食べる人が好きです。
けど、あかりさん、ひなちゃん、流石に盛りすぎ&食べ過ぎでは(笑)
甘いもの・しょっぱいもの、冷・温の組み合わせでどこまでもいけちゃうじゃない!!ってめっちゃ笑った(笑)
わかりますけど。
ポテトチップス食べてたらアイス食べたくなって、アイス食べたらポテトチップス食べたくなって、みたいなのネコにも覚えはありますよ。
けど量が違う(笑)
ネコ少食な方なんで、
女性とご飯行くと
「それだけしか食べないの!?」と言われ
しまいには
「私がいっぱい食べてるみたいじゃん!!!」と言われる始末。
いやいや、気にしないで食べてよ(笑)
この大食いが!!なんて言ってないじゃないか。
そこ気にするんだと行くたびに毎回思う(笑)
ひなちゃんは零君が京都まできてくれなかったらこんな笑顔で帰ってこなかったでしょうね。
零君がももちゃん抱っこして、ひなちゃんと並んで歩いているところとか、もう夫婦みたい、てかそういう風にしか見えない。
零君の存在は川本家にとってもうなくてはならない存在になりましたね。
どちらかが一方に依存しているのではなく、お互いになくてはならない存在に。
なんか笑ったし、癒されたー
最後に、普段髪しばってる女性がほどいてるときってドキッとしません?
ひなちゃんが鴨川で零君と並んで座っているときに、髪ほどいてるの見て思って。
まあこれはネコの個人的好みです(笑)
最後の最後に零君、甘味屋さんでどんだけ払ったんだろう?(笑)
今日はこの辺で
ではまたー
次回 第33話 12/23(土) 23:10〜予定
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