「東京喰種:re」177:転帰
とうとう貴未の言う「毒の卵管」まで辿り着いた金木。
「東京喰種:re」176:「喪う」より
そこに居たものとは
「東京喰種:re」177:「転帰」より
「落とし児」のような巨大な蛇のような怪物達。
そしてその頭部には髪があり、リゼのような髪型を。
この先にいるのはリゼ。
金木もそう確信する。
そしてこの世は誰もが何かを奪い、誰もが誰かに奪われるようにできている。
金木はこの怪物と闘いながら思いをはせる。
「得る」人がいれば、「失う」人が。
「奪う」人がいれば、「奪われる」人が。
そう、世界は「する」と「される」この二択でできている。
そしてこの2つの狭間で必死に生きるにも関わらず、最後は全て無くなる。
「生きることは悲しい」
「生きることは虚しい」
そうわかっていても希望を持つことを辞めず、誰かに求められたいと思ってしまう。
その中で、何を選び、何に捨てるのかを考える。
それが金木がこの世界に対して出した答え。
怪物を屠り、金木が辿り着いた先には・・・
「東京喰種:re」177:「転帰」より
「東京喰種:re」177:「転帰」より
リゼが。
そう、「毒の卵管」の核は「リゼ」
そして金木は選ぶ。
今の自分を作り、ここまで導いた人を捨て、今の自分のいる世界を守ることを。
「東京喰種:re」177:「転帰」より
「ごめんなさい」と「ありがとう」と共に。
あと2話だよ、あと2話
さあさあ、残りラスト2話。
今週の話は三毛猫的に「東京喰種」の本質だと思ってる。
「何かを得ることは何かを捨てること」
「東京喰種」はこのテーマを根本にあると思うんですよね。
今までの出来事を振り返るように金木の回想があり、それらは言葉は違えども根本は
「世界は奪い合うようにできている」
と言う考え方。
そして「生きることは悲しく、虚しい」とも。
これは先週の話で旧多が言ってたことと被りますよね。
「東京喰種:re」176:「喪う」より
旧多はここで終わってしまったんですよね。
無駄になるのであれば壊してしまおうと。
金木もここに至りはしたけどさらにそこから先へたどり着いた。
いつか全て無駄になるとしても、希望を持ってしまう。
もがいてしまう。
ならばその中で何を選び、何を捨てていくのか。
世界はたったそれだけのこと。
全てを選ぶことはできない。
だからリゼを殺し、みんなのいる世界を守ることを金木は選んだ。
以前の金木であれば「リゼ」も「世界」も両方救おうとしたんじゃないかな。
けど今までの経験や、自分の中にいるリゼと何度も会話をする中で両方は選べないと知っている。
「選ぶ」ということは「捨てる」ことを伴う。
金木がそれを自分で決断した、決断できるようになった回だと思う。
ほんとはリゼも救いたい、でもそれはできないとわかっているから金木も涙を流していると思うし。
「東京喰種:re」177:「転帰」より
金木は本当にリゼのことを恨んでないんでしょうね。
今回の話好きだなー
「東京喰種」の切ない感じ好きなんですよ。
話と絵の美しさ、儚ささ、切なさ。
全部好き。
感情移入しすぎるんだよな。
単行本の4コマのおもしろさも好きだけど(笑)
けどあと2回か・・・
はぁ・・
はぁっ・・・
どうしよう(笑)
あと「東京喰種」ゲーム出るらしい。
PS4持ってないー
お金ないー
けどやりたいー(笑)
あとナキはなんで無事だったのー!?(笑)
あと2話でわかるのか?