第88話「そして、石上優は目を閉じた③」石上の過去
だがそこに現れた女子生徒を見て石上の表情が一瞬にして変わる。
今回のお話は、石上優の中等部時代の事件について。
第88話「そして、石上優は目を閉じた③」
この女子生徒を見た瞬間から石上の様子がおかしい。
周りが見えなくなる。
そこに小野寺さんが。
団長が足首負傷。
団体対抗リレーのアンカーができなくなる。
そこで足が速いことを聞いた団長がアンカーに石上を指名。
無理だと言うも流れでアンカーを務めることに。
その石上の元に白銀とかぐやが声をかけにくるも
自分の理解者である白銀とかぐやの顔さえ見えない。
相当に精神的にきてる。
そして周りの声がより一層、石上から視界を奪う。
そして石上の中等部時代の回想シーンへ・・・
石上優の中等部時代
石上が中等部時代に起こした事件には2人の人物が関わる。
その1人は先ほどの女子生徒。
名前は
「大友京子」
そして、その彼氏である
「荻野コウ」
彼は全国常連の演劇部部長で人気者。
石上とは正反対のいわゆるリア充。
ある日、荻野の電話を偶然聞いた石上。
調べてみると荻野には他にも女がいた。
この事実を荻野に突きつけると荻野はある行動に。
それに石上は我慢ができなかった。
別に石上は大友ことが好きではない。
だが不条理を徹底して許せなかった。
気づけば殴りかかっていた。
さらに荻野の小芝居によって石上は追い詰められる。
大友を奪いたいがために暴力を振るったような状況を作られてしまう。
事実を何も知らない周りは石上を糾弾。
こうして石上は一方的に加害者とされ、嫌われるようになったのだった。
いやー、ここにきてやっと優くんの中等部時代の過去が明らかになりましたね。
重い、・・・重いよ。
これを体育祭に大友が現れたことがキッカケでまた鮮明に思い出したんですな。
今の優くんは、石上を理解している白銀とかぐやでさえ見えてないですからね。
この顔が見えてないって演出がまたいいのですよ。
この周囲の人の顔が描かれてないのが何を意味するのか?
これがねーいいんですよ。
この後の話でこの意味がわかるんですけど。
くどいですけど、体育祭編はね涙腺がやべー
わかってても毎回やばい。
今回のお話は「おもしろい」がない珍しい回。
「シリアス」オンリー
だけどこれがあるからこの後の話が光るのよ。
週刊連載の方で読んでたときめっちゃ次回の話気になったな(笑)
ここらへんの話はやっぱ通しでガーっと読むのがオススメ。
今日はこの辺で。
ではまたー
※この記事の引用・画像は
『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
著者:赤坂アカ
第9巻 第87話「秀知院は体育祭」
第9巻 第88話「そして、石上優は目を閉じた③」
より出典しています。