「東京喰種:re」 172:十分 亜門vsドナート決着、金木vs旧多開戦
亜門からの一撃をもらったドナート。
「東京喰種:re」171:「きえる」より
その結果
「東京喰種:re」172:「十分」より
首だけの状態に。
それでも生きてるのはさすが。
このときニコは治そうとしてるけど、治そうと思えばこのレベルでも治せる能力があるのか。
もう首と胴体が離れちゃってるのに。
ニコの治療能力は万丈のさらに一歩上ですね。
最後のときを亜門とドナートは思いを語りながら過ごす。
亜門は孤児院での日々を思い出しながら語る。
どれもドナートが自分の父のように接してくれた思い出を。
しかしその優しさの裏では、孤児院の子供を喰っていた。
それでも亜門にとって、孤児院での日々は懐かしい記憶として残ってる。
ドナートを憎しみの対象にしても、その記憶が変わることはなく今までも、これからも亜門の中に残り続ける。
喰種捜査官となりドナートがどれほど喰種の中でも最悪な喰種かいうのは嫌という程わかってる。
それでも
「東京喰種:re」172:「十分」より
最後はこの気持ちが1番に来てしまう。
ドナートがただの学校の先生で、亜門には家族が居るシチュエーションだったら違ったはず。
亜門は捨てられた孤児で、ドナートは亜門にとって父親同然の存在。
亜門にとって孤児院でドナートと過ごした記憶は家族との記憶。
裏で何をしていたとしてもドナートのことを愛していたんでしょうね、亜門は。
人間の記憶ってホント厄介なもので、悪いことも良いことを両方覚えてる。
悪い記憶だけ残し、良い記憶を捨ててしまえれば単純に憎むことができる。
けどそれができないから亜門のように苦しむんですよね。
良かった記憶の方が残ってしまう。
亜門から父親だと言われたドナートは
「東京喰種:re」172:「十分」より
絶命のときまで笑い続けた。
ドナートもまた亜門を自分の子供のように愛していたんでしょうね。
けど自分の犯してきたこともわかってるから亜門に父親だと思われることはないと思っていた。
けど最後に亜門から「父親」という言葉を聞いて嬉しかったんでしょう。
他の孤児とは違う特別な感情を亜門に持っていた。
そうでなければ亜門だってとっくに喰われていたはず。
道化として狂ったように笑ってるように見せつつも、涙をこらえることができないのはドナートの本当の気持ちが最後に現れましたね。
亜門はドナートのことを父親だと思ってるからこそ、自分がという思いが。
ドナートは殺されるのであれば最愛の息子に、という思いが。
最後の最後でお互いの思いを知れたのはよかったと思う。
結末は悲しい結果になったとしても。
なんかこの2人のやりとりは涙腺が刺激されてやばかった。
感情移入しすぎだな。
歳かしら?(笑)
場面は変わり、金木と旧多。
「東京喰種:re」172:「十分」より
金木は旧多の話を聞こうともせず攻撃。
逃げ回りながらも旧多は
「東京喰種:re」172:「十分」より
うん、普通に鬼強です。
リゼの赫子すげーな。
この場面はこの時と同じですね。
「東京喰種:re」8 82:「心臓を」より
エトしゃんのときと一緒。
コクリアでエトが旧多を攻撃したですね。
散々逃げ回った挙句、反対にエトをボコボコに。
けどここで終わらないのが「隻眼の王」のはず。
「東京喰種:re」172:「十分」より
さあとうとう次号は本格的に金木vs旧多の戦いが。
ああ、もう最後のこの絵だけでワクワク、ゾクゾクするー
もう来週が待ちれない!!
そう言えば気になることがあるんですよね。
「東京喰種:re」169:「群因たちへ」より
この旧多が言ってる「糞嘉納・・・」ってどういう意味なんですかね?
何か想定とは違う何かを嘉納が旧多に内緒で残していったのか?
それが現状を打開するきっかけになるのか?
これもずっと気になってるんだよな。
あー、もう色々気になる!!