アニメ 3月のライオン 第31話 出会いが零君を強くした
今週は第31話
Chapter.62 王国①
Chapter.63 王国② でした。
Chapter.62 王国①
あらすじ
大阪で行われる新人戦決勝、前のり前日に零君は川本家で激励を込めたご飯をごちそうになりました。
そして零君と同じくひなちゃんも明日から京都に2泊3日の修学旅行を控えています。
しかしひなちゃんは、大好きなごはんを残してしまいます。
修学旅行の不安からお腹が痛くなってしまったのです。
零君は、ひなちゃんの学校での現状を考えると、この修学旅行が相当きついものだと察し、あかりさんは、「辛かったら行かなくてもいいんだよ?」とひなちゃんに問いかけます。
しかしひなちゃんは「ここで逃げたら、この先ずっと後悔する気がする」と言い、それを聞いた零君は、ひなちゃんも高橋君も、そして二階堂も自分の居場所を求めて戦っていることに気づきます。
零君は絶対に勝って帰ってくるから、「お腹が痛くなくなったらみんなで甘味屋さんに行こう、好きなものを食べていいから」とひなちゃんに話し、大阪への新人戦決勝に向かいました。
そして新人戦決勝当日、山崎順慶との対局が始まりました。
指しながら、零君の頭の中には「どうして?」という言葉が駆けめぐります。
新人戦準決勝、二階堂対山崎順慶の棋譜を見た零君は、千日手に持ち込まなくても詰ませることができたじゃないかと思っていたのです。
零君は、山崎順慶が千日手に持ち込まずとも十分に指せたにも関わらず、自分の詰みの弱さを克服することをせずに千日手に持ち込み勝利したことに激しい怒りを覚えてしまいます。
その激しい怒りを抱えたまま指してしまう零君は・・・
Chapter.62 王国① 感想
ひなちゃんは本当に強い子。
いじめられている中の2泊3日の修学旅行なんて地獄でしかないはずなのに。
それでも中学3年生なのに直感的に今逃げたら一生後悔する気がすると思えるなんてすごいと思う。
自分が同じ立場だったら同じことができるかと言ったら自信がない。
あかりさんの心配な気持ちもわかるなぁ。
子供いないから想像でしかないけど、いじめられていると知っていながら、修学旅行に送り出す方も地獄の2泊3日でしょうね。
できることなら行かせたくないんだろうな。
零君が絶対に勝ってくるからなんて、自分の意思表示をしたのって獅子王戦の準決勝、対島田さん以来かな?
あのときは決勝で後藤を倒すっていう、私怨で無我夢中だった気がするけど、今回は自分のためというより、こんなになりながらも立ち向かっているひなちゃんを見て自分も頑張るからっていう、だれかを勇気づけるための意思表示な気がする。
まあ、対島田さんのときも香子と後藤を別れさせるために頑張ってたかも知れないけど、三毛ネコ的には、家庭があるのにも関わらずそれを大事にしない後藤に対して怒っている感じがしたんですよね。もちろん香子のことは大事に思っているんでしょうけど。
後藤のしてることは零君の考えから外れた行為であり、それに加えてその相手が自分の義理の姉だったからなおさらみたいな。
まあ後々わかってくることですが、後藤のことも責めるに責めれないというか、今むしろ三毛ネコは後藤のこと好きです(笑)
ひなちゃんがお腹痛くなって、横になっている側で、心配そうにたたずむクロちゃんとミケちゃん。
あーかわいい、ほんとにかわいい、かわいすぎる。
三毛ネコも実家で猫飼ってたからわかるんですよね。
風邪引いたときとか、普段寄ってこないくせに気づいたら横で座ってたり、爆睡してたり(笑)
あいつなりに心配してくれてたのかな?
猫って空気読む力がすごいですよね。
3月のライオン見てると猫飼いたい衝動が起こってやばい。
ホントに飼いたいな・・・
けど今住んでるとこ、ペット禁止だからまず引越しか、・・・お金、Okane、マネーーーーーが必要じゃないか!!
・・・よし、この衝動は心の奥の物置にしまいましょう(笑)
Chapter.63 王国②
あらすじ
新人戦決勝、桐山零対山崎順慶。
山崎順慶は零君が指し間違えるのをじっと待つ戦法を用います。
それに対して準決勝の二階堂戦の棋譜をみて、山崎に対し怒りを持った零君は、相手の挑発に乗るかのように、攻撃的に指すことを決め、駒を指そうとしたその時・・
ある二階堂の言葉が脳裏に蘇ります。
「本当に勝ちたいなら粘れっっっ」
「攻めるだけじゃなくちゃんと守れっっ」
「もっと自分の将棋を大事にしてくれっっ」 と。
我に返った零くんは駒を変え、先ほどとは違う一手を指します。
それは、相手の挑発には乗らない冷静な一手。
二階堂の言葉が零君を救うたのです。
ここから零君は冷静さを取り戻し、見事に勝利、新人王を獲りました。
対局を終え、帰ろうとする零君。
すると控室で、横溝さんが胃薬について話しているのを聞き、その胃薬をもらいます。
新人戦を終えた零君の脳裏には、修学旅行前日にお腹が痛いと言い、お腹を抱えて横になっていたひなちゃんの姿がありました。
ひなちゃんの修学旅行のしおりを見ていた零君は、京都に向かいます。
京都につき、自由行動の場所でひなちゃんの学校の制服を着た子たちを見つけたものの、肝心のひなちゃんを見つけることが出来ない零君。
すると、自分がかつてグループの輪に入れなかったときのことを思い出し、ある場所へ走り出したのでした・・・
Chapter.63 王国② 感想
まず一言。
感動した(涙)
零君が山崎に対して怒っているのは、零君の将棋に対して今まで取り組んできた努力の大きさゆえの怒りですよね。
零君は交通事故で家族4人のうち1人だけ残されて、将棋の家の子になり、将棋で自分の存在価値を証明するしか生きるすべはないと思っていたからこそ、将棋に対して常に真剣に取り組んで努力してきたし、今もそのスタンスは変わってない。
だからこそ、対二階堂戦の棋譜を見て、詰ませることができたのに千日手に持ち込み二階堂が潰れるのを待った山崎に対する怒り。
零君は生きる手段として将棋を選んだわけだから努力不足を他人に押し付けて勝つということに対してものすごく怒っていたんでしょう。
二階堂の言葉が零君の脳裏によぎったとこからもうウルウルでしたよ。
「もっと自分の将棋を 自分を大切にしてくれっっ」
二階堂ーーーっ!(涙)
将棋だけじゃなく自分を大切にしてくれって言葉が零君にぴったりだなと思って。
零君は自分の居場所はどこにもないと感じていたし、だから自分がどうなろうが誰も気にしないって思ってたんだと思うんです。
だから衝動的に将棋を指していた時期もあったし、この決勝の舞台でも同じことを繰り返そうとしていた。
三毛ネコ思うんですけど、零君はあかりさん、ひなちゃん、ももちゃん、二階堂や島田さん、林田先生などなど、出会えていなかったら将棋やめちゃってたのかなって。
自分のためだけに頑張るのではなくて、周りの人が居てくれるから、見守っていてくれるから、頑張っているのを知っているから、その人たちのためにも頑張れるから今将棋の世界に残っていられるのかなって思ったんです。
自分のためじゃなく、他の人のために頑張れるって強いですよね。
人との出会いって大切で、零君にとって運命的な出会いだったんだと思う。
出会うべくして出会ったというか。
あとここのシーンの音楽やばい!
音楽が流れ始めると、ネコの目からも何かが流れそうになっちゃって(涙)
まぁ、少しは流れましたよ?(笑)
そして京都で零君がひなちゃんを探してるシーンのとこね。
だからこの音楽は反則なんですよ(笑)
なんか条件反射的にこの音楽かかると
「三毛ネコさん、涙スタンバイOKでーす」
みたいになってきてるから!!
このときって零君ひなちゃんのことどういう目線で見てるんだろう?
お父さん?
それともお兄ちゃん??
それとも好きな女の子???
どうなんだろうか。
まあどれ目線でももう愛よね(恥)
ひなちゃんも嬉しかっただろうな。
修学旅行3日間のうち2日目の午後。
心細さはもう限界だったはず、というか三毛ネコならもう出発時点で限界(笑)
まだあと1日もあると思って憂鬱になっているときに、そこにいないはずの、会えないはずの自分のことを大事に思ってくれる人がきてくれたら、どんなに嬉しいか。
あとあとこのときのことをひなちゃんが思い出して、零君のことを異性として意識し始めたりするのかなーと妄想してみたり
あっ、気持ち悪いとか言わないでください(笑)
あー今回のChapter、好きな話ベスト5に入るかもな。
そりゃ、三毛ネコ10回くらい繰り返して見てますよ。
今日の夜も見て、涙腺刺激してから寝ようかしら(笑)
今日はこの辺で
ではまたー
次週、第32話 12/16(土) 23:20〜予定
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