三毛猫、『生活習慣を変えなくても、深い眠りは手に入る』を読む
生活習慣を変えるってハードル高いですよね。
けど良質な睡眠をとりたい欲張りなあなた、この本はいかが?
睡眠に興味があって、最近色々物色してます。
前に読んだ本でマッサージが睡眠にいいって書いてあったのを思い出して、これ読みました。
rasenkaidan-guruguruto.hatenablog.com
この本で著者が訴えているのは毎日たった1分、足裏マッサージして睡眠の質を高めましょうということです。
「いやいや、足裏マッサージしただけでそんななんないでしょ」って思った人のために足裏マッサージの効果を見ていきましょうー
とその前に、足裏マッサージの話の前に交感神経と副交感神経について話さねば。
(知ってるよそんなことは!って人は飛ばして下さいー)
交感神経ってなんぞや?
2種類ある自律神経のうちのひとつです。
一言で交感神経を表すのであれば、心も身体も元気にする役目を持つ神経さん。
通常は、夜明けから段々と働き始めて、昼にピークを迎えて、陽が落ち夜が更けるにつれていった働かなくなる。
昼間に働いてる人の生活リズムと感じ。
副交感神経ってなんぞや?
副交感神経とは2種類ある自律神経のうちの1つ。
(自律神経は交感神経と副交感神経の2種類)
副交感神経の役割は、日中に頑張った身体のダメージ、疲労を修復、回復させること。
だから通常は日中はおとなしくしてて、夕方頃から働き始めて夜寝ている間に1番活発に働くんです。
(夜勤シフトの人の生活リズムと同じ感じ)
この2つの神経のどっちが優位になるかで睡眠も変わってくるのです。
説明が終わったところで本題へいきましょー
なんで足裏マッサージ?
この本で紹介している足裏マッサージはリフレクソロジーを元にできているそうです。
足裏には「反射区」と呼ばれるものがあり、こ「反射区」は身体の各部位と相対しているんだとか。
よくテレビの罰ゲームとかで足つぼマッサージやられて悶絶してますよね。
で、よく見るのが
タレント「痛っ!痛い痛い痛ぃぃぃぃっ!!!」(悶絶)
MC 「それはどこですか?」
マッサージ師 「肝臓です。」
タレント「無理、もうホントに無理、痛っ痛いってば!!!!(怒)」
みたいなやりとり。
あれは足裏の反射区を押すことで、身体の各部位の状態がわかるようになっているんですね。
そこで、睡眠の質を高めるために足裏マッサージがもたらしてくれるのは
副交感神経のスイッチをONにする
という効果。
これが重要。
副交感神経は夜に働いて、睡眠をもたらしてくれるものでしたよね。
この現代ストレス社会(ホントだよ全く・・・)
様々なストレスで夜になっても交感神経が優位なままの状態の人が多いそうです。
副交感神経のスイッチを入れることで身体がリラックスし、睡眠にとって重要な深部体温が下がります。
(深部体温は体温計で計れる体温ではなく、名前の通り身体の奥、心臓や脳などの温度のことです。)
これは足裏マッサージによって副交感神経が優位となって手足の末端が温かくなり、手足の血管が拡張、身体全体の放熱が始まり、脳や心臓などの深部体温が下がり眠くなるんです。
つまり、足裏マッサージは副交感神経のスイッチを入れると同時に、入眠のスイッチも入れてくれます。
さらに足裏マッサージは、血液循環を良くし、リンパの流れを整え、免疫力を高める効果もあります。
足裏マッサージいい事だらけじゃん!!
今日のまとめ
足裏マッサージは1日やって劇的に効果が出るものではないんです。
けど反対にそれが良い点。
劇的に効果が出るものではないけれど、怖い副作用というものが一切ない。
だからこの本はまず毎日続けることを一番大事に考えているので、とにかく毎日1分
続けることにこだわってます。
良い効果があると体感できると、もっとやろうって思えますもんね。
三毛猫もお風呂上がりに肉球押してみようかなー
今日はこの辺で。
ではまたー
↓ 今日の紹介した本