三毛猫、「眠るだけで病気は治る!」を読む
今日はこの本ー
またすごいタイトルをつけましたよね(笑)
けど三毛猫、最近睡眠の本読むのがマイブームでいろいろな本読んでいて思ったんですけど、
「この本のタイトルあながち間違いではじゃないんじゃない?」
ってこと。
それぐらい睡眠って人間にとって必要不可欠で、睡眠不足の状態ってなんか普通みたいになってるけど、やばい状態なんじゃないかって。
この本にも書いてあるんですけど、睡眠削って仕事頑張ったり、勉強したり、趣味に没頭したりする人たちに憧れたり、すごいって思う傾向ありません?
あとは睡眠不足自慢。
「昨日5時間しか寝てなくてさ」みたいな。
なんか睡眠不足=頑張っている、すごい、って風潮ありますよね。
三毛猫も学生のときは、睡眠時間削って試験勉強、受験勉強してました。
それが当たり前で、睡眠時間を削って量を増やすしか成功への道はないって思ってたんですよ。
けど今になって思うんです、
「あのとき、1日7、8時間しっかり睡眠とっていたらもっと違ってたのかな?」
とか
「睡眠不足で勉強していたから、量はこなしているのに成果が出ないという悪循環になっていたのでは?」って
まあ後悔しても遅いですけど(笑)
まだ「自分あの頃睡眠不足でよくやってたなー」とか
「今日寝不足だ・・・」
って自覚症状があるうちはいい気がするんですよね。いや、寝不足の時点でよくはないか。
けど自覚症状のない睡眠不足が1番問題だと思うんです。
要は、本当は寝不足が続いていて、睡眠負債が蓄積されているのに自分は毎日睡眠とっているから寝不足とは無縁だって思っている人がいるってこと。
この本に載ってた面白い実験があったんです。
ワシントン州立大学が、睡眠時間と注意力と集中力の関連性を調べた実験を行いました。
- 徹夜したグループ
- 4時間睡眠のグループ
- 6時間睡眠のグループ
- 8時間睡眠のグループ
に分けて実験をしたんです。結果は・・・
徹夜したグループは徹夜2日で急速に注意力と集中力が低下しました。
6時間睡眠以下のグループはどうなったかというと、流石に急速な低下はなかったものの、2週間後には2日間徹夜したグループと同じ状態まで注意力と集中力が低下していたんだそうです。
もうこの時点でやばい。
徹夜したしたグループと同じって怖くないですか、だって睡眠時間が6時間以下の人なんて普通にいるもの。
これだけじゃないんです。
この実験でわかったさらにやばいことは、
「6時間睡眠のグループでは眠気はあまり感じず、自分の注意力や集中力の低下に対する自覚がなかった」
ってこと。
さっきも言ったけど6時間睡眠の人ってたぶん普通にいるよね。
てか日本人の感覚からしたら6時間睡眠なんて十分みたいなとこあるよね。
むしろ贅沢?
「6時間も眠れてんの?十分じゃん」みたいな。
そしたら、ほとんどの人が自分の注意力や集中力が低下していることに無自覚なまま仕事なり、勉強なり、日常生活をしていることになる。
本来自分が持っている能力だったら今以上のことができているのに。
もしかしたら
「なんであんな簡単なミスをしたんだ・・・」
「なんであんな風に言っちゃったんだろ・・・」
「些細なことで感情的になった・・・」
「どうしてあんな決断をしたんだ・・・」
っていう毎日の後悔や反省が自分の無自覚な睡眠不足が原因で起きているかもしれない、というかたぶん起きているってこと。
反対に言えば毎日の睡眠を大切にすることでムダに後悔することが減って、作業効率が上がって、時間ができ、その時間で自分の好きなことをしたりして幸せを感じれるってこと。
どっちの日々を選ぶ?って言われたら断然後者ですよね。
改めて睡眠ファーストで日々の生活の時間配分するようにしないと!って思わされました。
量もそんな多くないので気軽に読んでみては?
気軽に読んで睡眠の重要性に気づき、本気で自分の睡眠に気づきましょー
今日はこの辺で、
ではまたー
↓購入はこっち